ウールの着物の模様が可愛すぎる!東京着物リメイクazu

2023/01/25 ブログ
ウール着物ワンピース

着物リメイクazuです。

 

寒いですねー!

東京でこんなに寒いなんてあり?

というくらい寒いですが、

雪が降っているわけではないので我慢です。

 

早く家に帰ってお風呂に入りたい…

と思ってしまいます。

 

冬といえばウールの着物ですね。

着物の中では地位が低く見られがちではありますが、これがなかなか可愛い!

 

ウールの着物の模様は、

正絹の着物の模様とは異なります。

素材の違いだけではなく、

ウールの着物は単純な模様で、独特の柄、色も原色が多く使われています。

一本の糸が正絹よりはかなり太いので、

柄も大きく大雑把な雰囲気です。

それがまた子供っぽくもあり、

可愛らしいのです。

 

正絹はシルクの上品な雰囲気ですが、

ウールの着物は普段着、というカテゴリーであるため、もっとカジュアルで厚手でしっかりしています。

悪く言うと、

がさつな雰囲気です。

絣に近いですね。

絣は意外と人気があり、

絣をパッチワークのように組み合わせた年配向けのお洋服がよくデパートなどで売られています。

絣は野良着、と言われるほど畑仕事などにも用いられた普段着です。

絣の時代にはウールの着物はなかったのですから、絣の方が古く味がありますね。

ウールの着物は、

昭和30年代くらいから出回ったようなので、

野良着、というよりは、

普段着ですね。

ウールの着物は大量生産で作られたものなので、人気がありませんね。

普段は洋服で、お正月とかたまに着るくらいのお着物だったのではないでしょうか。

大量生産だから、値段もそれほど高くなくて気軽に着物として購入したのだと思います。

多分2.3万くらいの感覚でしょうか。

それでも、

こんなに現在もウールの着物がある、

ということは、日本中で流行ったことがうかがえます。

今は日本中で同じものが流行る、

という現象はほとんど見られないので、

昭和の高度成長期はみんなが同じものを購入した、

という現象が多々あったように思うので、

そうゆう風潮もあって、

今、たくさんの着物達がいるのでしょうね。

 

今思えば、みんな同じものを着てる、

ってちょっと気持ち悪いですが、

あの頃は、みんなが着てるから私も着なきゃ、

という感じだったのでしょうね。

そうゆう意味では、

今の方が自由ですね。

ウール着物スカート

写真の上下セットのスカートを着ています。

ウールはボリュームが出るので私は好きなのです。

ブラウスはお袖のフリルで可愛らしい倍増です。黒ベースなので、上下で着ても冬のおしゃれに素敵だと思います。

ウール着物ワンピース

ほらほら、こんな、いかにもウールの着物柄ですが、なんとも可愛らしい模様です。

このワンピースは、モコモコジャージとの組み合わせになっています。

田舎っ子の雰囲気が変身するのはとても面白い!

ウール恐るべし、なーんて思うのです。