またまた仕事で日光への小旅行!東京着物リメイクazu
また日光へ行ってきました。
今年3回目の日光。
前回は真夏の8/10でしたので、田んぼの色も変わってますね。
とはいえ、観光目的ではないので、一度も観光はした事なく、毎回バタバタと帰っています。
そのうち、帰りは1人で温泉1泊しようかな、と思ったりもしますが、実現するかな…
まぁ、山々や田んぼの景色を見るだけでも気分転換ですね。
今回の目的は、お客様の仮縫いです。
手前の男物の麻の着物と、
その奥の麻の着物のワンピースです。
麻のお着物は、洋服の麻とはまた違った味わいがあって素敵です。
お洋服でも麻は人気ですが、
お洋服の麻は綺麗な色が多いですが、
着物の麻はかなりシブイ色合いが多いですね。
着物で使われている麻は、今の洋服の麻と比べると、かなり良いものだというのはすぐわかります。グレーの麻は小千谷縮みらしいです。
男物なので、余計にしっかりとした麻です。
色がグレーなので、お洋服としても素敵です。
シンプルなAラインです。
もう一つの麻のお着物は、
これまた渋い色、柄のお着物でしたので、
これはものすごく地味な洋服になりそうでしたので、ウエストで切り替えてタックを入れるデザインに。
これで可愛らしさが出て、
渋い色、柄が引き立ちました。
こんな感じのデザインです。
お客様の雰囲気にもぴったり合うデザインで、
良くお似合いでした。
パープルのアンサンブルみたいになっておりますが、中のチュニックはサンプルのお洋服で、
上に羽織っているコート風カーディガンは、中禅寺湖のお客様のもの。
イベントの時に反物をお持ちになり、
羽織りものを、ということでした。
織柄なので結構ボリュームが出て、これに裏が付くので、秋の羽織りものとして素敵だと思います。
これも反物で見るとかなり地味な着物ですが、
お洋服になると、凹凸が目立って素敵です。
反物や着物で見た時に、
あまりに地味な着物だと、なかなかイメージが湧きにくいのは事実ですが、
それでも、出来上がった時には想像以上になってくれるのは、着物の素材の素晴らしさゆえです。
現在、オーダーを頂いているお客様にもご来店頂き、いろいろお話しして楽しい時間を過ごせました。
お作りした浴衣ワンピースを着ていらして、
とてもお似合いでした!
なんかこんな風に、日光のお客様にご縁を頂きありがたい事です。
なんでも真面目にコツコツやっていくと、
いろんな出会いが巡ってくるものですね。
さて、ランチはオーナーが近所の美味しいところに連れて行ってくれます。
日光は、お蕎麦が美味しいので、お蕎麦!
でしたが、今回行く予定だったお蕎麦やさんが、おやすみだったので、うどん屋さんへ。
手打ちうどん屋さんで、うどんが2種類。
きのこ汁うどん、舞茸ごはん、プリンのセット。
いやー、おうどん美味しいー❣️
手打ちうどんが細麺と太麺の2種類が食べられて満足。
そして、その帰りにうどん屋さんのお嬢様がやっているというパン屋さんへ。
高級食パン専門店。
東京で高級食パンのお店で働き、地元で開業したそうです。
一斤1000円くらいでどっしりしているので、それほど高い、とは思いませんが、
地方でもこんなお店が出来ていくのは良いことだと思います。
お土産に頂きました。