長襦袢を使ったパジャマとは?東京着物リメイクazu
2022/09/16
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着物の長襦袢を使ったパジャマです。
アシンメトリーになっています。
実はこれには理由があるのです。
振袖の長襦袢なので、本当は充分に取れるのですが、シミが思っていたよりも多く、
でも、出来るだけ丈を長くしたい、
というお客様の要望がありました。
短いところで揃えると丈が短くなります。
そうだ、お洋服でもアシンメトリーがあるのだから、パジャマでも左右違ってもいいのでは?
ということで左右の丈が違うアシンメトリーのパジャマになりました。
あら、意外と素敵だわ、と思いました。
長襦袢のパジャマの肌触りは最高です。
これは着た人でないとわからないと思うのですが、
真夏でも、肌にくっつかずサラッとしています。長襦袢は着物の肌着ですから、
着物より薄くて、柔らかい正絹なのです。
私はパジャマは全て長襦袢に変えました。
そして、長襦袢でなくても、着物の凹凸のないものであれば、充分パジャマになります。
お洋服にはちょっと…という着物はパジャマにすると良いと思いますよ。
前にそうゆうお客様もいらっしゃいました。
お洋服としては活躍できなくても、
パジャマとして蘇るのも素敵なことですね。
着物の生地の方がほんの少しですが、厚いので秋冬のパジャマに最適のような気がします。
真冬はちょっと寒いかもしれませんが、
羽毛布団であれば、大丈夫かな、と。
パジャマとしての長襦袢は、洗濯機で洗って良いと思います。
そして、これまた凄いところは、
乾きが早い!のです。
他の洗濯物はまだ乾いていないのに、
長襦袢のパジャマはあっという間に乾きます。
素肌に長襦袢は最高に気持ち良いのです。