今週の日経のお悩み相談が、またお洋服についての相談でした。

これまた50代女性。

日経の購読者は50代が多いのかな？

日経って男性誌のイメージですが、お悩み相談は女性が多くて面白いです。

多分お仕事されている方だと思いますが、

若い方は電子版？

 

少しふっとりさんから、

気に入った服が入らない事がストレスで、

痩せようと努力したり、失敗したりもストレス。

というもの。

 

回答者は湯山玲子さん。

 

湯山さんは、中高年女性は痩せないから、

自分を肯定し、人生楽しんだ方が良い。

痩せなくても着こなせる服を着る、

痩せてみえる服を着る、

色、デザイン(ウエストをバスト下の1番細いところをウエストにする)で勝負する。

気に入っているものはお直しする。

 

なんていう回答でした。

そう！

私も女性の方の体型をたくさん見ています。

歳を取ってきて痩せてしまった方よりも、

そこそこボリュームのある方のほうがお洋服は映えます。

年配になったらあまり痩せない方がいい、

と思うようになりました。

痩せて貧弱になってしまうと、お洋服に負けてしまうのです。

 

みなさん、もっと痩せたい、

と言いますが、

そのままでいい！と思います。

病気になるほどの方は別として、

健康なら今のままで良いのです。

細い方もそのままで良いと思います。

全て無理して変えなくても、今のままが一番だと思うのが正解かな、と。

ボリュームのある方は、身体でお洋服を着る事ができますが、痩せているとそれが出来ないので、お洋服でボリュームを出せば良いのです。

素材、デザインなどでいろいろな見せ方が出来るので、無理して痩せる必要はないし、

ボリュームのある身体を生かせば、

カッコよくお洋服は着こなせるのです。

痩せてる方と、ボリュームのある方はそれぞれ似合うデザインは変わります。

自分の身体を生かすデザインのお洋服を着ればいいだけです。

そして、痩せなくても痩せて見えればいいだけです。

裸を見る人はそんなにいないですから(笑

 

着物リメイクにおいても、

痩せてる方と、ボリュームのある方とでは、

縫製方法を変える事もあります。

裏地や縫い代などでボリュームを出したり、

細く見えるように工夫します。

 

「細く見えるようにお願いします」

と、おっしゃる方もいますからね。

 

「痩せたらお洋服作りたい」

とよく言う方がいますが、

それは一生ないのでは…

と勝手に思っています。

本気で痩せたいなら、既に痩せている訳だし、

今現在それが叶っていないのは、本気でそう思っていないだけ、だと思うのです。

ただの言い訳、断り文句かな、と。

 

要するに、痩せてる、太ってる、

なんて事は生死に関わらない限り大した事ではないし、みんな自分の体型や、見た目年齢に合う服を着ればいいだけだと思います。

みんな無い物ねだりなだけで、

今の自分を認めてあげて、

気に入った洋服が入らないなら諦める、

どうしても着たいならお直しする、

単純な話しだと思います。

ダイエットする、とか考えるからストレスが溜まるわけです。

何があっても今の自分が1番素敵！

と思えるマインドが1番元気の素ですね。

自分の事を否定したら自分がかわいそう。

自分を元気にするのもストレス溜まるのも自分次第ですね。

自分を思いっきり可愛がってあげましょう！

もっと自由になろう！

 

 

 

 

私の母など、歳と共に食べても食べても、

どんどん華奢になっています。

私の倍くらい食べるのですが(笑

そうすると、ペラペラのお洋服は似合わないわけです。　

しっかりした素材で洋服でボリュームを出してあげないと貧弱に見えるのです。

身近にいいサンプルがいるので、

年配の痩せている方はどんなデザインが良いのかよく考えます。

どんな体型の方にも適切なアドバイスが出来るように精進したいと思います。