アパレルのファッションロスへの取組みがどんどん進んでいる!東京着物リメイクazu

2022/05/06 ブログ
アップサイクルに挑む

アパレル業界のファッションロスへの取り組みが凄い勢いで進んでいるようです。

 

無印良品は、自社で一度販売した衣料品を店頭で回収し、状態に合わせて再生し、

「染めなおした服」

「洗いなおした服」

「つながる服」

として販売している。

 

「染めなおした服」とは、

黒、藍に染めなおした服。

「洗いなおした服」とは、

状態の良い衣服を洗いにかけ、そのまま販売。

「つながる服」とは、

2枚の異なる柄のシャツを切って組み合わせ、1枚のシャツとしてつなげた服。

 

入荷するとすぐに売り切れてしまうそう。

値段は、

染めなおした服は、1990円、

洗いなおした服は、990円、

つながる服は、3990円

という求めやすい価格です。

 

日本には、古くから布を染めなおしたり、組み合わせたり、刺し子にしたりして最後まで使う文化がある。そうゆう手法を採用した、

という担当者。

 

アダストリアは、

売れ残った在庫を黒で染め染めなおしたり、

リメイクしたりする手法で、新しい価値を提供しているそう。

今まで年間に何十万着もの洋服を廃棄処分してきた、という。

(5/6日経MJからの抜粋)

アパレル業界もこんな取り組みがどんどん進んでいるようですね。

でも、

それを購入する方がたくさんいる、

という事がそれらを支持している事です。

 

もともと、何十万着も廃棄処分する、

という事自体が考えられない事ですが、

今まではそれが平然と行われてきたわけです。

疑問を持つ声はあっても、

どんどん新しい洋服を売る為には処分するしかなかった、という事です。

 

私はそれほどファッションロスについての意識が高いわけではありませんが、

着物リメイクの仕事を始めてからはかなり意識が変わった、と思うのです。

ファッションロスやSDGsを考えて着物リメイクの仕事を始めた訳ではないですが、

今となっては、この日本中の箪笥に眠っている着物達の為にも頑張ろう、と思えます。

そもそも、

今、箪笥に眠っている着物という素材は、

新しく作られた素材でもなく、

単に昔購入したものが残っているだけ。

着物、という特殊なものが、

日本人ならではの着物に対する愛着、というか

日本の民族衣装という観念からか、

捨てられない洋服になっており、

それが長年日本中に溜まっているような現象だと思うのです。

世の中が洋装がメインになって、普段着として着物を着なくなり、

おしゃれ着としての洋服になりました。

それでも、

昭和50年くらいまで?は現代よりは、

みんなが「お出掛け着」として

大切な行事には「着物」を着ていたようです。

子供の入学式、卒業式などは、

母の話によると、ほとんどの人が親は着物だったそう。

「行事」というイベントも、

今よりは重んじられていたのではないでしょうか。

うちの近くに都立の高校がありますが、

入学式や卒業式でも、

会社に行くようなスーツのレベルの格好です。

ただ、何故かコサージュがプラスされているくらい。

私立の学校ならもう少しおしゃれなお母様もいるかもしれませんが。

残念ながら、子供がいない私はそうゆう行事には無縁でしたが。

いつからか、日本では全てがカジュアル化されてきたようです。

昔の方が、

普段着、お出掛け着、という区別がハッキリしていましたよね。

今は、その区別はほとんとなく、

何処へ行くのもいつも同じ格好な感じです。