着物からパンツもお作りできます。

柄を選べば使い勝手の良いお洋服になります。

着物の生地の幅は35センチです。

写真のパンツは、その着物の幅を最大限利用しています。

かなりのワイドパンツになります。

もちろん、もっと細くも出来ます。

私はワイドパンツが好きなので、この幅のものをよく着ています。

ワイドだとスポーティにならずにエレガントになるところが好みです。

正絹の素材は柔らかくしなやかなので、ワイドパンツにしてもそれほどボリュームも出なくていい感じです。

こちらも同じデザインのパンツです。

こちらは羽織りのお着物からのパンツです。

長着のお着物より、羽織りのお着物の正絹の方が少し厚手になります。

上着として着るものであるからだと思います。

喪服のお着物からのパンツです。

最初にパンツにトライした作品です。

喪服の着物、と一口に言ってもそれぞれの正絹で違いがあります。

ツルッとしたタイプの喪服、

ちりめんっぽい喪服、

夏の絽の喪服着物

など冬用、合物の喪服の違いもありますが、

不思議と一枚一枚違うのです。

ツルッとした冬用のタイプは、わりと肉厚ですね。

私の着ているタイプは、

ちりめんっぽいザラっとしたタイプです。

このタイプが1番シワになりにくく厚みもちょうどいい感じです。

こちらは、黒羽織りからのパンツになります。

この羽織りはそんなに厚手ではなく、柔らかいタイプです。

着物って、

本当にそれぞれ質感が違うので、

同じデザインで作っても雰囲気が変わります。

そこが楽しいところなのですが、

お客様にとっては想像ご難しくなるところでもあります。

ですから、

実際にお着物を見せて頂きながら、

このお着物だとこんな感じになります、

と、似たような着物リメイクのお洋服をお見せしたりしています。