着物リメイクはSGDsの12!東京着物リメイクazu

2021/07/17 ブログ
着物リメイク

最近は、

持続可能な開発目標といわれる

SDGsという言葉をよく耳にします。

SDGsの中身は、17に分かれています。

着物リメイクは、

12の「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」に当たると思います。

新しく作るのではなく、

今あるものに焦点を当てて、

それらを再構築して新しい価値を作る、

というのが、着物リメイクではないでしょうか?

着物にも限りがあって、いつまで持続可能かはわかりませんが、

日本中のお宅に眠っていて、

今はあまり価値がないと思われている着物です。あと10年くらいしたら減ってはくると思われますが、

今現在は、

着物は飽和状態のような感じです。

これは、日本だけの事です。

もともと日本人の普段着であることもありますが、高度成長期に皆がこぞって買い求めた結果です。

今はあまり趣味の方以外は、見向きもされない着物でありますが、

素材は正絹(シルク)という高級なものであり、

今こそ、この着物の素材の素晴らしさを伝えたい!という想いでこの仕事をしていますが、

時代はSDGs!と叫ばれるようになり、

これはまさにこの仕事だ!

と、いう強い想いがあります。

今はお洋服は、ポリエステル素材の進化で、

シワになりにくい、サラッとした質感でお洋服のメインの素材になっています。

コットンやリネン、シルクなどはポリエステル素材に比べるとシワになりやくす、扱いに手間がかかります。

着物の素材は正絹というシルクですから、現在の私達の普段着ているお洋服よりも高級です。

汗染みになりやすい、

洗濯機で洗えない、

アイロンが部分的に必要、

など現代人の洗濯事情にはそぐわない物ではありますが、最近は洗剤も進化しており、おうちで洗濯が可能です。

そんな素晴らしい着物の素材でのお洋服は、

肌ざわりも良く、

軽い、

通気性、保湿性、殺菌性もある素材です。

次から次へとお洋服を購入するのをやめて、

箪笥に眠っている着物、という素材に眼を向けてみませんか?

世界に誇れる着物文化をお洋服という価値で、

たくさんの方にお伝えしていきたいと思っています。